歯の衛生週間

毎年6月4日は「虫歯の日」ということで、前後1週間は特に歯の衛生週間として、全国の歯医者さんは市の検診などに参加をして

お口の中の健康を保つ大切さを皆様に理解していただくために頑張ります。

私も6月7日に厚生労働省・文部科学省・日本歯科医師会が実施している「歯の衛生週間行事」に参加させていただきます。

お子さんの歯の検診と歯科衛生士さんによるブラッシング指導やフッ素塗布などが実施されます。

常日頃から一日朝晩の2回の歯磨きを欠かさないことが非常に重要です・・・・と言葉にするのは簡単ですが、これを継続することは

なかなか難しいと思います。特に小さなお子様がいらっしゃると、お子様の歯磨きプラス自分の歯磨き・・・これを毎日となると

結構ストレスです。どちらか一方がおろそかになるケースをよく見かけます。

歯磨きの仕方・コツを覚えることが時間の短縮や継続できる手助けになると思います。

当院では定期検診をおすすめしておりますが、その際に適切なブラッシングの仕方もご説明させていただきますので、

どうぞお気軽にご相談ください。

ホワイトニングについて

ホワイトニングについて皆さんはどれくらいの知識がおありでしょうか?よく巷でも聞くようになったと思いますし、特に審美に関心のある女性の方であれば、もしかしたら、女性ファッション誌などにはトピックス的によく掲載されているのかもしれません。

当院ではご自宅で気軽に出来るホームホワイトニングを推奨しております。ホームホワイトニングとは、ご自宅で気軽に出来る方法です。

医院で歯の型どりだけすれば、ご自身にあったマウスピースができあがり、その中に漂白剤を注入して一日約二時間はめておくだけ。

これを原則毎日、まずは2~3週間続けていただくだけで、個人差はあるものの歯が白くなります。自宅で気軽にと言いましたが、実際には毎日続けることは何事においてもなかなかしんどいものです。しかし、私思うに、もし毎日続けることができて、結果歯が白くなった時の達成感のことを考えるといかがでしょうか?絶対にやりがいがあると思います。

ホワイトニングの方法は他に、医院で即日できるオフィスホワイトニングというのがあります。こちらはいとも簡単に歯を白くできるのですが、私の意見としては、後戻りが早いと思います。「明日結婚式だ」とか「明日大事なパーティーだ」というのであればメリットがありますが、そうでない場合には正直オススメできません。

やはり何事にもある程度がんばって続けることが大事なのかなと思います。ホームホワイトニングは続けることで必ず成果は出ますし、後戻りも少ないです。

もしご興味のある方いらっしょいましたら、お気軽にご相談ください。

知覚過敏について

知覚過敏とは冷たいお水がしみる、歯磨きをしているとき歯ブラシの毛先があたるとピリッとする、空気を吸うだけで歯がしみる・・・などの症状があらわれることを言います。

原因にはいくつかありますが、ご自身でできる予防法としては、歯磨きをするときに意識をしてあまり力まかせに歯を磨かないことです。

強い力で一生懸命こするように歯を磨くと気持ちとしてはよく歯を磨いてスッキリ!という気持ちになりますが、実はあまりきちんと汚れが取れていないばかりか、逆に知覚過敏の症状を惹起してしまうことになるのです。強い力で経年的に歯を磨く(こする)とだんだんと歯が磨り減ってしまい、歯の中にある神経に外界からの刺激に過敏に反応してしまうことになるのです。

重症化すると歯の神経を取るちりょうになるケースもあり、歯の寿命を短くさせてしまうことにもなりかねませんので、どうぞ歯を磨くときはあまり力を入れず、適度な圧で、そしてできれば長い時間をかけて磨くように心がけてください。

おやっ?と思ったら

めんそ~れ~!7月は海の日の連休を利用して沖縄旅行に行ってきました。楽しかったどえす。着いた初日に興奮しすぎて日焼けどめクリームを塗ることをすっかり忘れてしまい、次の日から体中がヒリヒリしてすごく痛かったけどすごく楽しかったどえす。

で、ここから全く話が変わりますが、お口のなかって意外とじっくり見ることってないと思います。歯を磨くときもまじまじと鏡とにらめっこして磨くことはまずないですよね?でも何か気になることがあって、よ~くお口の中を覗いてみると、「おやっ?ここになにかボコッとしたものが・・・とか、舌ってこんな形だっけ?とか、頬の粘膜ってこんな色してたっけ?などなど頭の中に?マークがいっぱい飛び交う・・・なんてご経験はないでしょうか?性格によるとは思いますが、私は結構心配性なのでよくそういうことがあります。お口の中のことは一応専門家なのでそういうことはまずありませんが、何か体の異変が起きたときに必要以上に心配になり、「もしかして重病にかかってしまったか!もはやこれまで・・・」という感じになってしまいます。でもって、病院に行ってお医者さんに診てもらうとあっさりと「なんでもありません」みたいな素っ気ない返答をいただいて看護師さんに「よかったですね」とか優しく声を掛けられてなんか恥ずかしくなって、顔を赤らめてそそくさと病院を出て行く・・・みたいなことがよくあります、私。

最近本屋さんで「心配事の9割は起こらない」みたいなタイトルの本が山積みになっているのを見た思わず手にとってパラパラ読みしたのですが、本当にそう思います。まあでも不安に思ったらずっと気にしているよりはスパッと解決させたほうがいいとも思うので即刻病院に行って診てもらうのもいいんじゃないのかなあと思います。もしかしたら残りの1割という可能性もあるわけですし・・・・。

というわけでやはり早期発見、早期治療のためにもやはり定期検診が一番だと思います。

気が遠くなる痛さ

今週は月曜から水曜にかけて尿路結石という病魔と闘っていました。午前の診療を終えて昼食を食べてまったりとしていたところなんとなく下腹部と右側の背中に違和感があらわれまして、腹痛かなと思いトイレに駆け込み用を足したのですが、あまりすっきりせず・・・・・・まあそのうち治るだろうと午後の診療に入ったのですが、だんだんと痛みは強くなり・・・・これはもしかしてあの痛み・・・・・石かっ!!!

数年前より、私の持病の仲間入りしたのが尿路結石です。それまでの持病は仮病だけだったのですが非常にタチの悪い奴が仲間入りしたのです。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、本当に痛いです。あまりの痛さに絶対座薬の鎮痛薬が必要になるですが、これも何度かお尻に刺すと効き目が弱くなるのです・・・・いよいよ効かなくなったときは地獄です!!

簡単に言うと、石がおしっこと一緒に出るまでずっと痛いんです。それまで「痛いよお~ん」と叫ぶことしかできません。叫んでいると妻や息子が「大丈夫?」と同情してくれるので気持ち的に少し楽になるとかそういうことは全くなく、ずっと激痛が続くので本当にパニックになるくらい混乱します。一年ほど前に発症したときはあまりの痛さに嘔吐したほどです。

しかし、石が通過すると本当に今までのあの激痛は何だったの?と思うくらい。さんざん家族の前で痛い痛いと騒いでいたのが恥ずかしくなってしまうくらい元に戻ってしまうのです。

今回は不覚にもあまりの痛さに診療も臨時で休診にしてしまい、一部の患者様には大変ご迷惑をお掛け致しました。お電話にて休診にする旨をお伝えした際には「先生、大丈夫ですか?ゆっくり休んでください」とお気遣いのお言葉もいただきまして、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。